忍者寺 武家屋敷 −古都・金沢めぐり その3−
「忍者寺」の拝観は完全予約制。
予約の時間までに少し時間ができたので
向かう途中にある「長町武家屋敷」に立ち寄ってきました。
香林坊の繁華街から少し入った一角には、
昔ながらの土塀が続く屋敷町が残っていて、
道一本曲がっただけで町並みがガラリと変わり
タイムスリップしてしまったような感覚になります。
ここは江戸時代、加賀藩の中級武士が生活をしていた町です。
現在も住居として利用されている建物が多いからなのか
昔の町並みを保存してあるというよりも
今も町が息づいているのを感じます。
江戸時代からから現在に至るまでの
歴史と文化の香りを肌で感じられます。
複雑に曲がりくねった道は、
前田利家が敵の攻撃を防ぐために考えた道の名残なのだとか。
「大野庄用水」の水の流れる穏やかなせせらぎの音は
当時も同じように、町を流れていたのではないでしょうか。
当時の武家屋敷は殆ど残っていないそうですが
「彩筆庵」と「野村家屋敷跡」では内部を公開をしています。
今回は時間がなかったので、見学してこなかったけど
当時の武士の邸宅の様子や見事な庭園や茶室などを
見ることが出来るそうです。是非見てみたかったなぁ。
「忍者寺」は通称で、正式名は「妙立寺」といい
前田利家が前田家の祈願所として、
金沢城付近に建立したお寺です。
忍者屋敷顔負けの複雑な内部構成とからくり仕掛けがあるので
忍者寺とも呼ばれていますが、忍者とは関係ないそうです。
お寺は本堂とその左側の庫裏の二つの建物からなっていて
外から見るとごく普通の二階建ての建物にも見えるのですが
実際は四階建て、七層になっていて
部屋数が23、階段数が29という
想像がつかない複雑な空間構成となっているのです!
見学は最初に述べたとおり完全予約制。
20名ずつくらいにグループを分けられて
ガイドの人について説明を受けながら回ります。
大変残念だったのは、内部は撮影禁止なのです…><
落とし穴になっている床埋め込みの賽銭箱
本堂須弥壇裏の隠し階段
蹴込が障子張りになっている明かり取り階段
二枚の戸が全く違う出口に通じている二枚戸
無数の隠し部屋、隠し扉、隠し通路が部屋を繋ぎ
迷路のように複雑な作りになっています><
どこから敵が来ても逃げられるように
階段が五ヶ所も六ヶ所もある部屋も!!
一人で入ったら出てこれないかもしれないと思った(^^;
ガイド制にしている理由はそれもあるのかも…汗
床板を外すと現れる隠し階段。
落とし穴の役割を持つ隠し階段の他にも
外へ通じる秘密の地下通路になっている階段もありました。
しかし外へ通じているということは、
逆に外から侵入される危険もあります。
錠前をつけるとこの下に隠し階段があると
敵に明らかにバレてしまうので
床板に溝をつけ、物置の引き戸を鍵の替わりにし
引き戸を閉めている状態では、引き戸の重みで
下からは床板は開けられないといった
巧妙な仕掛けになっているのです。
そんな面白いからくりや仕掛けがたくさん見られ
ガイドの方の説明も上手で聞きやすかったので
とても面白かったです☆
写真撮影禁止だけが残念だった><
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